石川暮らし4年目突入!NHK金沢 守屋瞭アナウンサーの喜怒哀楽
- 2023年05月23日
石川県のみなさんに、親しみを持って放送を楽しんでいただきたい!
新人として金沢局に配属されて、この春から4年目を迎えている守屋瞭アナウンサーは、どんな人物なのか?
守屋アナウンサーの「喜怒哀楽」を聞きました。
聞き手は、松岡忠幸アナウンサー。
守屋にとっての一番の「喜び」って何なの?
仕事で取材先が喜んでくれた時ですね。
(笑い)優等生過ぎないか?まぁ、でもそれは、うれしいよね。
いろんな人に会えるのが喜びですね。
芸能人もそうですけど、芸術家や大学教授、漁師や農家の人など直接会って話を聞けるというのは、すごく面白いですね。
守屋って社交的だよね。
昔から、人の話を聞いたりするのが好きなタイプでした。
自分が取材した人と友達になれたりすると、また嬉しいじゃないですか。
例えば、中継の仕事がきっかけで仲良くなって、
「お祭りのみこし担ぎに来いよ」とかって言われたりすると、うれしいですね。…猫かぶっていますかね?
いや、そういう人間な気はする。根っから明るいタイプだよね。
「意外と深刻な守屋」がいたりしないの?
そんなに、引きずったりとかしないタイプですね。
寝たら、だいたいもう切り替えよう!っていう感じのタイプです。
どういうことに一番怒るタイプなの?
…大切な人を雑に扱われた時、ですかね…。
自分がすごく大切にしている取材先がいるとします。
その人を誰かに紹介して、引き継いだ人がちょっと失礼なことをしちゃったりとか。取材のときに、「気を付けてくださいね!」って言っているのに、
取材先の何かを落としちゃったりとか。
そういう時に、「もう、何してんの!」って思いますね。
そういうことが…ありました。
あるよね。分かるよ。そういう時はどうしているの?
その場では怒らないです。
「すみません。」って自分が代わりに入って謝ったりとか。
そこでは、何とか感情は出さないです。
現場から離れて、帰りの車の中なんかで、
「さっきの場所で、こういうことがあったよね?あれは、気を付けてね。」
という風な伝え方をしますね。だいぶ抑えています。
「哀」、悲しいときは?
留年した時は悲しかったですね…。
え!?留年したの?仲間じゃん!俺、フランス語で大学留年した!
そうなんですか!?僕、スペイン語です。再履修しましたよ。(笑)
でも、再履修でまた失敗しないために、これはもう、どこかスペイン語圏に行かなきゃ!と思ったんです。それで冬休みにキューバまで2週間一人旅に行きました。
そのキューバで体験したことを、NHKの一次面接で話したんです。そしたら受かったんです!だから、遠回りして良かったなと。(笑)
楽しいのは?
やっぱり、生放送が楽しいですね。
本番一発勝負というのは、ドキドキしつつも、背水の陣で、言葉が詰まっても逃げられないし、どんどん流れていく。十分なリハーサルができないまま本番を迎えることもあるんですけど、その切羽詰まった感じも楽しいと感じます。
予定調和ではないというところが、自分は好きです。
実際、「まもなく美川おかえり祭り」という中継をした時は、山車をひくのに大人15人くらい必要なんですけど、中継日は平日だったので人が集まらないかもしれない、山車の展示のみを紹介して終わることになるかもしれなかったんです。
だけど、当日の生放送1時間前くらいになったら、子どもたちが集まって来て。
30分前になったら
「さっき、福井から特急で戻ってきました!」というような大人たちが集まって来て、最終的に30人くらい来ていただけたんです。
そして、半世紀ぶりに修復された山車をみんなでひく様子を伝える中継を出すことができたんです。
これはもう、めちゃめちゃ楽しかったですね。
石川県のみなさん、守屋瞭アナウンサーを引き続きよろしくお願いします。