自民党運動方針案
参院選に総力結集
憲法改正へ各地で対話集会

自民党はことしの運動方針の原案をまとめ、夏の参議院選挙を「最大の政治決戦」と位置づけて党の総力を結集するとともに、憲法改正の実現に向けて各地で対話集会を開催するなどして取り組みを強化するとしています。

自民党がまとめた運動方針案の原案では、夏の参議院選挙を「最大の政治決戦」と位置づけ、政治基盤を安定させるためにも勝利が欠かせないとして、全国に32ある定員1人の選挙区を中心に党の総力を結集するとしています。

また、党勢拡大に向けては「連合など労働組合との政策懇談を積極的に進める」と明記し、これまで野党を支援してきた連合との関係構築に積極的な姿勢を打ち出しています。

一方、憲法改正について「党是であり政権公約でもある」として、都道府県連ごとに憲法改正実現本部を設置して各地で対話集会を開催するなど、実現に向けた取り組みを強化するとしています。

自民党はこの原案をもとに調整を進め、来月13日に開催する党大会で運動方針を正式に決定することにしています。