香り豊かな青ゆずの魅力 宇佐市院内町
西垣光キャスター
2023年09月15日 (金)
宇佐市院内町で、9月、収穫の最盛期を迎えている「青ゆず」。
県内では、ゆずごしょうに使われることで有名ですが、実は、ひと工夫することですぐに料理にも使えるんです。
今回は、そんな青ゆずの魅力と、おすすめの食べ方をご紹介します。
豊作!院内の青ゆず
ゆずを栽培している杉園康信さんです。ゆずを育てて21年。現在は、10アールの農園で、青と黄色、両方のゆずを育てています。
(杉園康信さん)
「去年は大不作でしたが、ことしは大豊作です。ことしは花芽の落ちが少なく、順調にいったんじゃないかと思います」
院内町では、昔からゆずの木が自生していたと言われるほど、栽培に適した土地でした。
(西垣キャスター)
「緑が濃くてきれいですね。青ゆずの特徴は何ですか?」
(杉園康信さん)
「一番は、皮を利用すること。ゆずは香りがいいので、いろいろな使い道があると思います」
皮をすりおろすと、さわやかな香り!青ゆずのおすすめの食べ方
杉園さんのご自宅にお邪魔しました。
青ゆずの香りを楽しむためには、おろし器で皮をすりおろすといいそうです。
皮をすりおろしていくと、いい香りがしてきました。
杉園さんは「青ゆずは皮が命」だと言います。
(西垣キャスター)
「ふわふわ!さわやかな香りです。強すぎない、すっぱい香りがしますが、長く続くアロマのような香りです」
皮をすりおろすことで、より豊かに感じる青ゆずの香り。
料理に使うのはとても簡単です。杉園さんのおすすめは、そうめんです。
「そうめんのつゆに、すりおろした青ゆずの皮をスプーン1杯ほど入れてください」
(西垣キャスター)
「おいしい!さわやかです!青ゆずの香りと風味が、きいています。夏場にそうめんをたくさん食べたという方も多いと思いますが、味を変えたい方にはぴったりですね」
他にも、豆腐や納豆、お吸い物にも、よく合います。
(杉園康信さん)
「今が旬です。院内町では青ゆずが盛んにできていますから、食卓で利用していただければいいと思います」
皮を削るだけで、いろいろな料理に合う青ゆず。期間限定の味ですので、見かけたらぜひお試しください!