やみつき自転車旅 メイプル耶馬サイクリングロード① ~道の駅やまくに編~
和田弥月アナウンサー
2023年10月27日 (金)
アナウンサーの和田弥月です。
夕方ニュース「ぶんドキ」で、県内の道の駅を自転車で巡り、その魅力を伝える「やみつき自転車旅」というコーナーを担当しています。
こちらは自転車運転中の私の様子をハンドルに付けたカメラで撮影したもの。
旅の途中で多くの方と出会えることを、毎回とても楽しみにしています。
さて、今回は秋の行楽シーズンに合わせて、過去に放送したコースの中から、中津市の「メイプル耶馬サイクリングロード」をご紹介します。
中津市内を走る全長36キロのコースで、1982年(昭和57年)に整備されました。耶馬溪鉄道の廃線跡を利用して作られていることから比較的勾配が緩やかなことが特徴で、初心者でも走りやすいサイクリングロードとなっています。
耶馬渓の美しい渓谷や田園風景が楽しめ、年間を通じてたくさんのサイクリストで賑わいます。
特に紅葉の時期は、こちらのような紅葉のトンネルになるところも!
コースが長いので、このWEB記事でも何回かに分けてご紹介します。
初回は「道の駅やまくに編」です(以下の画像は今年5月撮影)。
◆自然豊かな源流の町、中津市山国町。夏は山国川の支流にホタルが群生します。
◆美しい緑に囲まれたこちらが「道の駅やまくに」。山小屋風の建物にわくわく!
◆案内してくれたのは、道の駅やまくにの副支配人・坂口玉江さん。
◆駅の魅力は、なんといっても新鮮な野菜!朝早くから地元の皆さんが運んできます。
この日も多くのお客さんが訪れていました。
道の駅を訪れたお客さんにお話を伺うと、、、
「玉ねぎとニンニクを買いました。玉ねぎは日持ちがいいからね。いっぱいあってもいいなと思って」。
「1か月に1回くらい来ます。お野菜が町より安くて助かります」。
◆私が特に気になったのが、こちらの黒ニンニク!
実は黒ニンニクというものの存在を、今回初めて知りました・・・
坂口さんに食べ方などを伺いました。
坂口さん)「この薄皮を向いて食べます。外から見ると白っぽいでしょ。でも中は黒いんですよ」。
食べてみると、ちょっと甘酸っぱい味わいが。ニンニクの独特の風味はまったくしないのでびっくりしました!
☆黒ニンニクは、高い温度と湿度を保った状態で3~4週間熟成させることでこのように黒くなります。そしてうまみがぎゅっと詰まった黒ニンニクになるんです。
☆冷やして食べるとさらに甘くなるんだそう!坂口さんも毎日食べているそうです。
◆もう1品、坂口さんのイチオシをおしえてもらいました。それがこちら!
黒糖豆乳です。地元の大豆を原料に、やまくにの温泉水を使って作られています。
坂口さん)「すごく飲みやすくてね、1本すーっと飲めちゃいます。黒糖が入ってるんですけど甘くなくて」。
味わってみると、最初にお豆腐の風味がして、黒糖の甘さがあとから追いかけてきました。
甘いお豆腐を飲んでいるようで、とってもおいしかったです。
◆エネルギーをチャージしたら、いよいよ旅に出発! サイクリングロードは山国川沿いが中心。
◆途中にあるサイクリングターミナルで自転車を借りることもできます。
いろいろな種類の自転車がそろっていて、子どもから大人まで楽しめそうです。
◆自然豊かなコースが気持ちいい!
頭の上には緑、すぐ隣は川。自然を体いっぱいに感じながら走ることができました。
鉄道の廃線跡だけあって、勾配も穏やかで走りやすかったです。
◆「道の駅やまくに編」はここまで。次回は「道の駅耶馬トピア」を目指す旅の様子をお届けします♪