SNSで注目「ポーリングアート」を体験できる川根町のカフェへ

 

SNSでも注目！？『ポーリングアート』とは？

 

 

色同士が混ざることなく描かれたマーブル模様。
自由な絵の具の広がりと、「偶然」が織りなす絵画。ポーリングアートです。
作品はもちろん、作る過程も楽しめるといま、SNSで注目を集めています。

 

やってきたのは、茶畑が広がる島田市　川根町(かわねちょう)。

山々に囲まれていてとてものどかな場所に可愛らしい建物を発見しました！

 

お店に入り出迎えてくれたのは、
店長の田澤杏梨さんと、杏梨さんの祖母の小林ふじ枝さん。
美大を卒業後、ふじ枝さんのゆかりのある川根町で、
２年前にアート体験ができるカフェをオープンしました。

そんな田澤さんが絵心がなくても気軽に美術を楽しんでもらおうと始めたのが、
ポーリングアートです。

 

この日もSNSでポーリングアートを知ったというお客さんが来ていました。

 

清水から来たというお客さん。「とにかく自分の好きな色を入れました」と
話してくれました。

 

『推しカラー』をテーマに色を選んでいるお客さんも。

素敵な色！！皆さん思い思いの色選びを楽しんでいるようでした。

本多キャスター　ポーリングアート初挑戦！

ということで私もポーリングアートにいざ挑戦です！！

まずは使用する色を決めます。

 

 

さっそく真剣に色を選び始めますが・・・

 

田澤さんやふじ枝さんのアドバイスを受けながら、この４色に決まりました！！
ポーリングアートは絵の具どうしが混ざらないので混色を気にせずに
アクセントにしたい色を選ぶことがポイントです。

そのあとは、キャンバスの上に絵の具を広げる準備です。
まず紙コップに、選んだ絵の具をそれぞれ入れて、ダマにならないようにかき混ぜます。

 

 

そして、ここに不思議な液体が運ばれてきました・・・！！

この白い液体は「ポーリングメディウム」というもの。
これを加えると絵の具どうしが混ざらないようになり、さらに絵の具に光沢感が生まれます。

よく混ぜたら、すべての色を１つのコップに入れていきます。
このとき、入れる順番や入れる量が、模様に大きく影響します。

私はメインにしたいピンクを多めに入れ、差し色にしたい緑は少なめに入れました。

 

コップに絵の具を入れ終わりました。本当に色が混ざっていません。
これで準備完了です。

あなたの色は何ですか？ポーリングアートで自分表現

さあ！！！いよいよここからが本番！
絵の具をゆっくりとキャンバスに出していきます。

優しく教えてくれる田澤さん。しかし慌てる本多。
インクが一気に出てしまい、慌てふためきます。

冷静な田澤さんとふじ枝さんのアドバイスを受けながら絵の具を出していくと
きれいな模様が広がっていきました！！

絵の具が全体に行き渡ったら、キャンバスを両手で持って傾けながら
絵の具を落としていき、自分が好きな模様を探していきます。
そして完成した作品がこちら。

 

旅の合間に、だれでも気軽にアートを実践する。
田澤さんは、ここ川根町で、そんなスタイルを提案したいとも考えています。

取材後記～田澤さんとおばあちゃんにインタビュー～

放送の中では伝えきれなかった田澤さんと祖母のふじ枝さんのお話です。

ふじ枝さんは色を迷っているとアドバイスもくれる
お客さんにとっても杏梨さんにとっても頼もしい存在。
ふじ枝さんもまた、孫の杏梨さんの挑戦を全力でサポートしています。

田澤さんとふじ枝さんの優しい雰囲気でアートも気軽に楽しめるのかもしれません。
最後に、田澤さんにとってアートとは何かを聞きました。

川根町の豊かな自然に癒されながら、世界に一つだけのアート作品作り。
新しい自分の「色」が見つかるかもしれません。

☆動画はこちら　(期間限定で公開中)☆