静岡 お茶+とうもろこし「Teaモロコシ」島田で販売開始!
- 2023年05月24日
茶の産地の島田市で、茶をいれたあとに残る「茶殻」を混ぜた肥料で育てたとうもろこしの販売が始まりました。
茶の産地でとうもろこしも特産に!
島田市にあるJA大井川の金谷営農経済センターでは、茶の産地としての強みを生かし、茶殻を混ぜた肥料を使って育てたとうもろこしを、新たな特産品にしようという取り組みを進めています。
このとうもろこしは、お茶にちなんで「Teaモロコシ」と名付けられました。JAによりますと、茶殻に豊富に含まれる茶ポリフェノールやアミノ酸などの養分で、とうもろこしのうまみが増すことが期待されているということです。市内では4軒の農家が計30アールの畑で栽培しています。
島田市竹下にある農産物の直売所では、5月23日から本格的に販売が始まり、収穫したばかりの200本あまりが並べられて訪れた人たちがさっそく買い求めていました。
(50代の女性客)
「去年も買いましたが、甘みが強く実がしまっていて、とてもおいしいです。塩ゆでして食べようと思います」
(JA大井川金谷営農経済センター大井圭太さん)
「茶殻入りの肥料をつかっているので、土の中にいる微生物が活発に活動して生育が良好になります。甘みもありますし、ジューシーですごくおいしいので、ぜひ一度食べてほしいです。ゆくゆくはJA大井川の管内で広く生産されるようになってほしいですね」
「Teaモロコシ」はことし、2500キロの収穫が見込まれているということで、7月上旬まで販売される予定です。