ちゃくちゃな行政
監視の役割を」野党6党派

立憲民主党など野党6党派の党首らが16日夜、会談し、今月24日に召集される臨時国会で、連携して安倍政権に対じしていくとともに、来年の参議院選挙に向けて、与党側を利することがないよう、協力していく方針を確認しました。

今月24日に召集される臨時国会を前に、立憲民主党など野党6党派の党首らが16日夜、東京都内のホテルで会談しました。

会談では、今月24日に召集される臨時国会で、連携して安倍政権に対じしていくとともに、来年の参議院選挙に向けて、定員が1人の「1人区」で候補者の一本化を目指すことも念頭に、与党側を利することがないよう、協力していく方針を確認しました。

また出席者からは、財務省による決裁文書の改ざんなどを踏まえ、「先の内閣改造で、麻生副総理兼財務大臣が留任したことは理解できない」といった指摘が出されました。

会談のあと、立憲民主党の枝野代表は記者団に対し、「国会には行政監視という重要な役割があるが、公文書が改ざんされるような、めちゃくちゃな行政が行われている状況で、野党として、行政監視の役割を結束して果たしていく認識で一致した」と述べました。