民案あまりにひどい」
立民・希望が改正案を提出

参議院選挙の1票の格差を是正するため、立憲民主党と希望の党は、埼玉選挙区の定数を2増やすとともに、隣接する石川県と福井県に「合区」を導入するとした公職選挙法の改正案を共同で参議院に提出しました。

参議院選挙の1票の格差を是正するため、これまでに、自民党が、参議院の無所属会派と共同で提出した公職選挙法の改正案のほか、公明党、国民民主党、日本維新の会もそれぞれ、改正案を提出しています。

こうした中、立憲民主党と希望の党は、議員1人当たりの有権者が最も多い埼玉選挙区の定数を2増やすとともに、隣接する2つの県を1つの選挙区にする、いわゆる「合区」を石川・福井両県に導入し、定数を2減らして、参議院全体では、242の定数を維持する改正案を参議院に共同で提出しました。

希望の党の松沢代表は、「自民党案はあまりにひどい。われわれの案は1票の格差が3倍からかなり下回るので、最も優れている」と述べました。