低でも定数増なし、
1票の格差是正守る」片山氏

参議院の選挙制度をめぐり、日本維新の会は、定数を1割削減したうえで、全国を11のブロックに分けた「大選挙区制」を導入するとした公職選挙法の改正案を提出しました。

参議院選挙の1票の格差を是正するため、自民党、公明党、国民民主党は、それぞれ公職選挙法の改正案を提出しており、参議院の特別委員会で6日午後、審議が行われることになっています。

これに先立って、日本維新の会は、現在の242の定数を1割削減して218としたうえで、全国を11のブロックに分けた「大選挙区制」を導入するとした改正案を参議院に提出しました。

日本維新の会の片山共同代表は記者会見で「最低でも『定数増はしない』、『1票の格差を是正する』ということを守る改革でなければ、国民の理解は得られない」と述べました。