“河井案里議員 辞職も
やむをえない” 世耕氏

公職選挙法違反の罪で、有罪判決を言い渡された河井案里参議院議員について、自民党の世耕参議院幹事長は、国会にも登院しておらず政治活動の実態がみられないとして、議員辞職もやむをえないという認識を示しました。

河井案里 参議院議員は、おととしの参議院選挙をめぐって公職選挙法違反の買収の罪に問われ、21日、東京地方裁判所は、懲役1年4か月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

自民党の世耕参議院幹事長は、記者会見で「自民党を離党したとはいえ、党の公認で立候補し当選した議員が有罪判決を受けたことを重く受け止めなければならない」と述べました。

そのうえで「保釈されているにもかかわらず、国会にも全く登院しておらず、政治活動ができていない状況を踏まえれば、もう議員辞職しても、しかたがないのではないか」と述べ、議員辞職もやむをえないという認識を示しました。