広島市議が現金30万円
受け取るも2回目は拒否

公職選挙法違反の罪に問われている河井克行元法務大臣の裁判で、広島市議会の木戸経康議員の証人尋問が行われ、元大臣から現金30万円をしかたなく受け取ったものの、2回目は拒否したと証言しました。

元法務大臣の河井克行被告(57)は、妻の案里被告(47)が初当選した、おととしの参議院選挙をめぐって、公職選挙法違反の買収の罪に問われ、無罪を主張しています。

20日は、広島市議会の木戸経康議員の証人尋問が行われ、おととし4月事務所を訪ねてきた元大臣から、現金30万円が入った封筒を受け取ったことを認めました。

当時の状況について木戸議員は「違法な金だと思い、拒否しようとしたが、元大臣から無理やり押しつけられたため、しかたなく受け取った。自分の選挙の陣中見舞いとして処理しようと思った」と証言しました。

また、おととし6月にも、案里議員の個人演説会の会場近くで、元大臣から車に呼ばれ「これ、取っといて」と言われて封筒を出されたものの、受け取りを拒否したと述べました。

そのうえで木戸議員は「市議会議員として、心から反省しています」と謝罪しました。