流新党 約150人規模
で結成の見通し

立憲民主党と国民民主党などの合流新党は、3日までに参加議員の届け出がほぼ終わり、およそ150人の規模で結成される見通しとなりました。

立憲民主党と国民民主党などの合流新党は、今月10日に、国会議員による投票で代表を決め、15日に結党大会を開くことにしています。

両党などは、代表選挙で投票できる国会議員を確定させるため、3日までに、合流参加の宣誓書の提出を求めた結果、およそ150人の議員から届け出がありました。

衆議院の所属議員は100人を超え、11年前の2009年に、民主党が政権交代を果たした衆議院選挙の直前の115人に迫る規模となります。

合流の規模がほぼ固まった新党の代表選挙には、立憲民主党から枝野代表が、国民民主党からは泉政務調査会長が、立候補の意向を固めており、4日、それぞれ記者会見を開いて正式に立候補を表明することにしています。

また、今回の代表選挙では、新党の党名を国会議員の投票で決める選挙も合わせて行われ、その行方も注目されます。

一方、国民民主党内では、合流に参加しない議員が20人ほどいて、このうち、玉木代表など「分党」を求める議員との間で今後、具体的な協議が始まる見通しです。