16日に臨時国会召集し
首相指名選挙実施で合意

自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙が今月14日に行われることを踏まえ、16日に臨時国会を召集し、その日のうちに総理大臣の指名選挙を行うことで合意しました。

自民党の森山国会対策委員長と立憲民主党の安住国会対策委員長は、2日夕方、国会内で会談しました。

この中で、森山氏は、安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙が今月14日に投開票が行われることを踏まえ、政府・与党として16日に臨時国会を召集する方針だと伝えました。

そして、両氏は、臨時国会の会期は18日までの3日間としたうえで、召集日の16日のうちに、総理大臣の指名選挙を行うことで合意しました。

立民 安住氏「2回目の臨時国会を」

立憲民主党の安住国会対策委員長は、記者団に対し「16日からの3日間のうちに、副大臣や政務官などの人事までは行き着かず実質的な質疑はできない。そうなれば、2回目の臨時国会を、どう開くかがこれからの焦点で、早めに開いてもらいたいと申し上げた」と述べました。