官房長官 自民総裁選
めぐり二階幹事長らと会談

安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙をめぐって、自民党の二階幹事長らが、昨夜、菅官房長官と会談していたことが明らかになりました。自民党内では、菅氏の立候補に期待する声が高まっていて、菅氏の動向が選挙の構図に影響することも予想されます。

安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙をめぐっては、これまでに岸田政務調査会長と石破元幹事長、それに野田聖子・元総務大臣が立候補に意欲を示しています。

こうした中、二階幹事長や森山国会対策委員長、それに林幹事長代理が昨夜、東京都内で菅官房長官と会談していたことが明らかになりました。

出席者によりますと、会談では、総裁選挙への対応をめぐって意見が交わされたということです。

菅氏は、党の派閥に所属していませんが、複数の派閥の幹部から新型コロナウイルスへの対応など政策の継続性を重視すべきだとして、立候補に期待する声が出ていて、菅氏に近い議員は、あす会合を開いて立候補の要請に向けて対応を協議することにしています。

菅氏は、これまでのところ総裁選挙に立候補するかどうか明らかにしておらず、菅氏の動向が選挙の構図に影響することも予想されます。