米共同訓練 開始前に
説明会 北海道

日米の戦闘機が参加する日米共同訓練が北海道で、24日から始まるのに合わせて、北海道防衛局と在日アメリカ軍が関係自治体を対象に訓練に関する説明会を開きました。

在日アメリカ軍の再編に伴う航空自衛隊千歳基地など北海道での日米共同訓練は、24日から今月28日の日程で実施され、アメリカ軍からは沖縄県の嘉手納基地などに所属するF15戦闘機とF16戦闘機合わせて12機が参加します。

この訓練について、千歳基地では、24日、北海道防衛局と在日アメリカ軍が千歳市や苫小牧市などの地元自治体に対し、説明会を開きました。

このなかで、北海道防衛局は、訓練の期間中は、基地のなかに、現地連絡本部を設置して関係自治体などへの情報提供にあたると説明したということです。

説明会の終了後、北海道防衛局と在日アメリカ軍が記者会見を開き、訓練についてのアメリカ側の指揮官、ブランドン L. マクブライヤー大佐は「日米の相互運用性を高め、インド太平洋地域の平和と安定を守るために訓練が必要だと判断した。新型コロナウイルスの感染予防の対策については手順を守り、万全を期して行っていく」と話しました。