九州各地の記録的な大雨について高市総務大臣は閣議のあとの記者会見で、被災した自治体に対する普通交付税の繰り上げ交付について、「安倍総理大臣より迅速に対応するよう指示があったことを踏まえ、市町村の要望を取りまとめて今週中にも交付の決定ができるよう必要な手続きを進めている」と述べました。

また高市大臣は、総務省から熊本県に6人の職員を、消防庁から熊本県、鹿児島県、福岡県に合わせて12人の職員を派遣したことを明らかにしました。

総務省によりますと、このうち総務省の職員は、被災した市町村で必要とされている支援の把握や通信設備の復旧などにあたっており、消防庁の職員は、県の災害対策本部に加わり、被災状況や孤立地域の状況の把握を行っているということです。