学入学共通テスト
校長認めれば本試験後の試験

今年度から始まる大学入学共通テストについて大学入試センターは、本試験の2週間後に、主に高校3年生を対象に行われる試験は、高校の校長が認めれば、休校の期間や居住地に関係なく受験できることを明らかにしました。

センター試験に代わる大学入学共通テストは、来年1月16日から2日間の日程で本試験が実施されます。

文部科学省は、新型コロナウイルスによる休校で学習が遅れたことなどを考慮して高校3年生と、本試験を受けられなかった受験生を対象に、その2週間後となる1月30日から2日間、全国47都道府県に会場を設けて試験を行うことにしています。

この試験について大学入試センターは、高校3年生は、通学する高校の校長が認めれば休校の期間や居住地に関係なく、受験できるようにすることを明らかにしました。

受験する生徒は、ことし9月下旬から始まる出願の際に、本試験とこの試験のいずれかを選択する必要があるということです。

センター試験では、新型インフルエンザが流行した平成22年を除き、追試験は全国2か所で行われてきました。

文部科学省は今回、試験会場がどのくらい必要になるか確認するため、事前に高校などに調査することにしています。