校野球や陸上の代替大会
「推薦入試などに反映を」

夏の全国高校野球の地方大会に代わる大会や、陸上の全国高校総体に代わる大会が開催されることを受けて、萩生田文部科学大臣は、大学の推薦入試などに大会の結果を反映させてほしいという考えを示しました。

新型コロナウイルスの影響で中止となった夏の全国高校野球の地方大会に代わる独自の大会がすべての都道府県で開催される見通しのほか、陸上では、全国高校総体に代わる大会として全国のランキングを作って順位を決めるリモート形式の大会が行われます。

萩生田文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で「野球に取り組んできた高校生が最後の夏に一定の成果を発揮できる機会を作ってもらったことに敬意を表したい。リモート形式の大会も3年間の成果をきちんとはかるという大きな取り組みの1つで評価したい」と述べました。

そのうえで「推薦入試などでは、県単位の大会の結果から全国大会出場の可能性をきちんと読み取ってもらうなど丁寧な対応で、進路にしっかり目を配ってもらえるよう大学関係者にお願いをしている」と述べました。