下鉄で「マスク着用し
乗車」呼びかけ 福岡

緊急事態宣言の解除を受けて福岡市は、15日から通勤や通学をする人が増えることが見込まれるとして、職員が地下鉄でマスクの着用を呼びかけました。

15日午前7時から福岡市交通局の職員が、福岡市地下鉄のすべての駅の改札口で利用客にマスクを着用して乗車するよう呼びかけました。

ほとんどの利用客がマスクを着用していましたが、中には職員の呼びかけで慌てて着用する人もいました。

また、持っていない人には、市が備蓄していたマスクを職員が配っていました。

福岡市は当面、朝のラッシュの時間帯にこうした取り組みを行うことにしていて、今月19日からはマスクを持っていない人に配る際に、50円の寄付を呼びかけることにしています。

福岡市交通局経営企画課の不動寺潤子課長は「感染リスクを抑えるためにマスクを着用して乗車することを新しい生活様式として定着させていきたい」と話しています。