護師に保育支援や報酬
上乗せを”自民議連が要請

新型コロナウイルスの感染拡大で自民党の議員連盟は、看護師が仕事を継続できるよう子どもの保育などを支援することや、報酬を上乗せすることなどを関係閣僚に求めました。

自民党の議員連盟は、新型コロナウイルスの感染拡大で看護師などを支援しようと決議文をまとめ、加藤厚生労働大臣らに提出しました。

決議文では看護師が仕事を継続できるよう、通勤や子どもの保育などを支援することや、心身の負担を勘案して報酬を上乗せすることなどを求めています。

またマスクやガウンなどの医療物資を安定的に供給することや、都道府県と連携して看護師の配置を広域的に調整することなども盛り込んでいます。

これに対し加藤大臣は「提言の一つ一つに丁寧に対応していきたい」と述べ、検討する考えを示したということです。

議員連盟の事務局長を務める高階 前厚生労働副大臣は「命の最前線で働く看護師たちが安心して仕事に取り組める環境の整備が必須だ」と述べました。