湾 蔡英文総統からの
激励と支援意向に謝意

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受けて、台湾の蔡英文総統が、日本を激励するメッセージを投稿したことについて、菅官房長官は謝意を示し、感染拡大を防ぐため関係する国や地域との連携強化を図る考えを示しました。

台湾の蔡英文総統は、7日、安倍総理大臣が、「緊急事態宣言」を行ったことを受けて、みずからのツイッターに、「手を携えてこの闘いに勝ちましょう。勝ってまた会いましょう」などと日本を激励するメッセージを投稿しました。

菅官房長官は、午前の記者会見で、「台湾側から温かい支援と、支援の意向が示されていることに感謝の意を表明したい」と述べました。

そのうえで、「全人類共通の脅威に対し、関係する国や地域との連携を強化していく考えだ」と述べました。

また、菅官房長官は、感染が深刻な国々に台湾がマスクを提供する意向を示していることについて、「マスクなどの支援や調達に関しては、日本台湾交流協会などを通じてやり取りを進めたい」と述べました。

安倍首相 お礼のメッセージ投稿

安倍総理大臣は8日午後、みずからのツイッターに日本語と中国語でお礼のメッセージを投稿しました。

この中で、安倍総理大臣は「台湾の皆さんへ、温かい声援に心より感謝いたします。ウイルスとの闘いに打ち勝ち、この試練をともに乗り越えていきましょう。日本と台湾、一緒に頑張りましょう」としています。