としても謝罪して
いただきたい」安倍首相

衆議院予算委員会の集中審議で「桜を見る会」をめぐり、安倍総理大臣は立憲民主党の議員から先週の審議で「うそをついているのと同じだ」と発言したことへの謝罪を求められたのに対し、この議員の発言を引き合いに「私としても謝罪していただきたい」と応じる場面がありました。

この中で立憲民主党の黒岩宇洋氏は、先週の国会審議で「桜を見る会」をめぐり、安倍総理大臣が「うそをついているのと同じだ」と発言したことについて、「私にとって大変、著しく不名誉なことだった。発言の撤回だけではなく、謝罪をしてもらいたい」と求めました。

これに対し、安倍総理大臣は前日夜のみずからの後援会主催の懇親会について、黒岩氏が野党側の追及チームの会合で、都内の高級すし店のすしが提供されていると述べたとしたうえで、「すし店も大変な迷惑だったようだ。まさに流言の流布に当たるし、『買収をしている』と犯罪者呼ばわりをしている。私としても謝罪していただきたい」と応じました。

さらに安倍総理大臣は「新型コロナウイルスの感染症対策などがある中で、極めて重要な予算委員会において、こうした非生産的な、あるいは政策とは無縁のやり取りを長々と続ける気持ちは私は全くない」と述べました。