国 ホルムズ海峡に部隊
「必要に応じ連携も」

韓国政府がホルムズ海峡への部隊の派遣を決めたことについて菅官房長官は、目的を共有する国と必要に応じて連携や意思疎通を行うことは極めて重要だとして、韓国の取り組みを注視していく考えを示しました。

韓国国防省は21日、中東地域で国民や自国の船舶の安全を確保するため、ホルムズ海峡への部隊の派遣を決めたと発表しました。

菅官房長官は午前の記者会見で「韓国政府の発表内容はこれから精査していきたい。わが国としては独自の取り組みとして、日本関係船舶の航行安全確保のために、適切なエリアで、みずからの主体的判断で情報収集をすでに行うことにしている」と述べました。

そのうえで「目的を共有する国と必要に応じて、連携や意思疎通を行うことは極めて重要であり、韓国政府の取り組みを注視していきたい」と述べました。