ージス「住宅地からの
距離は重要な考慮要素」

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画をめぐり、菅官房長官は調査データのミスを受けて防衛省が進めている候補地の再調査では、住宅地との距離も考慮して評価するよう、防衛省に指示したことを明らかにしました。

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画をめぐり、防衛省は配備の候補地で調査データのミスなどが相次いだことから、外部に委託して測量などの再調査を行っています。

これに関連して菅官房長官は午前の記者会見で、秋田市にある新屋演習場や青森県にある弘前演習場のほか、18か所の国有地も含めゼロベースで検討していくとしたうえで「さまざまな条件を総合的に評価していくことになるが、住宅地などからの距離は重要な考慮要素になる」と述べ、住宅地との距離も考慮して評価するよう、防衛省に指示したことを明らかにしました。

そのうえで、菅官房長官は「防衛省で信頼を回復できるよう、しっかりと再説明に向けた準備を実施してもらいたい」と述べました。