ージス・アショア再調査
ゼロベースで 自民 秋田県連

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画をめぐり、自民党の秋田県連に所属する国会議員は、防衛省に対し、近く行われる再調査について、特定の候補地を前提とせず、ゼロベースで行うよう求めました。

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画をめぐり、防衛省は、調査データのミスが見つかった秋田市の候補地について、近く、青森県や山形県の国有地も含め、標高などの再調査を外部に委託して行うことにしています。

これについて、自民党の秋田県連に所属する国会議員が、5日、国会内で会合を開き、防衛省に対し、ミサイル防衛に支障が出ないよう、配備の重要性を十分に説明することや、特定の候補地を前提とせず、ゼロベースで調査を行うことなどを求めました。

これに対し、防衛省の担当者は、「公平かつ平等に再調査を行い、丁寧に説明していく」と述べました。

会合のあと、秋田県連の会長を務める自民党の金田幹事長代理は、記者団に対し、「ずさんな調査や対応に緩みがあったのは非常に残念だ。調査結果が出れば、どのように受け止めるのか、改めて議論する」と述べました。