陸新幹線車両センター
「速やかな復旧を」

菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、長野県にある車両センターが浸水した北陸新幹線について、「現場の排水に全力を挙げているところだ。13日から24時間態勢での排水作業に着手し、全体の浸水面積の約4割で浸水を解消している。まずは可能なかぎり、迅速に排水作業を実施し、JR東日本に速やかな復旧作業を求めていきたい」と述べたうえで、防災対策が万全だったかどうかは検証する必要があるという認識を示しました。

また、菅官房長官は、河川の堤防の決壊が相次いだことについて、「去年の西日本豪雨を中心として一連の災害があり、インフラの総点検を実施し、防災・減災、国土強じん化のための3か年緊急対策をまとめている。今回の台風については、復旧に全力を挙げつつ、改めて検証を行い、治水対策にしっかり生かしていきたい」と述べました。