位礼正殿の儀 韓国は
イ首相参列へ 首相と会談も

今月22日に行われる天皇陛下が即位を内外に宣言される儀式に合わせて、安倍総理大臣は、およそ50か国の要人らと会談する方向で調整しています。関係悪化が続く韓国からは、ムン・ジェイン(文在寅)大統領の参列は見送られ、イ・ナギョン首相となる見通しで安倍総理大臣と短時間会談することも検討されています。

今月22日に行われる天皇陛下が即位を内外に宣言される儀式、「即位礼正殿の儀」にはおよそ200の国と地域や国際機関の要人が参列する予定です。

外務省などによりますと、王室ではイギリスのチャールズ皇太子、サウジアラビアのムハンマド皇太子や、ベルギーやスペインなどの国王が参列する予定です。

大統領などの首脳級では、ドイツのシュタインマイヤー大統領、トルコのエルドアン大統領、イスラエルのネタニヤフ首相らが予定されています。

このほか、中国の王岐山国家副主席、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問、パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長も参列する見通しです。

これにあわせて、安倍総理大臣は、儀式が行われる22日の前後に、およそ50か国の要人らと会談する方向で調整しています。

一方、関係悪化が続く韓国からは、ムン・ジェイン大統領の参列は見送られ、イ・ナギョン(李洛淵)首相となる見通しで安倍総理大臣と短時間会談することも検討されています。