ノレール3両化に向け
支援」沖縄の観光客増で

国内外から沖縄を訪れる観光客が増え続ける中、菅官房長官は沖縄県の玉城知事と面会し、那覇市内を運行するモノレールの車両を増やすために必要な予算の確保を要請されたのに対し、県の計画に沿って、政府としても支援していく考えを伝えました。

沖縄県などは、那覇空港の第2滑走路が来年3月に運用開始されるのに伴って、那覇市内を運行するモノレールの利用客数の大幅増加が見込まれるとして、現在の2両編成を3両編成に増やして輸送力を強化する方針です。

こうした中、1日、沖縄県の玉城知事と沖縄都市モノレールの美里社長らが総理大臣官邸を訪れ、菅官房長官と面会しました。

この中で玉城知事は「3両化をできるだけ早く実現したいと考えており、令和4年度中の完成をめどに取り組みたい」と述べ、必要な予算の確保を要請しました。

これに対し菅官房長官は「国としてもしっかり支援していきたい。計画どおりに進むように後押ししたい」と述べました。

面会のあと、玉城知事は記者団に対し「3両化事業の促進については、国の支援も十分行って頂けるという感触があった」と述べました。

このあとの記者会見で、菅官房長官は「できるだけ早期に3両化が実現できるよう、国としてもしっかり対応していきたい」と述べました。