院選 各党若手論客らが
若い世代に支持訴え

今回の参議院選挙は、選挙権が得られる年齢が18歳に引き下げられてから3回目の国政選挙となります。各党の若手の論客らは各地で若い世代などに支持を訴えました。

自民 小泉衆院議員

自民党の小泉進次郎衆議院議員は秋田県鹿角市で「年金は高齢者の問題というのは違う。若い人も同じだ。どうせもらえないと思っている人が多いが、そんなことはない。年金はこれから崩壊するとか破綻するとか言っている人がいるが、それはうそだ。不安をあおる国づくりではなく、希望を語る国づくりをやらなければいけない。年金は間違いなく今よりもよくできる」と訴えました。

立民 道下衆院議員

立憲民主党の道下大樹衆議院議員は札幌市で「アベノミクス効果で給料は上がったと言っているが実感はあるのか。ものの値段が上がっているが給料は上がっていない。家計所得や賃金を上げることで、地域経済、年金受給者の生活や子どもたちの教育も支えていく」と訴えました。

国民 近藤衆院議員

国民民主党の近藤和也衆議院議員は金沢市で「家を買っている人には補助が出るが家を借りている人には出ない。私たちは家賃補助も政策として打ち出している。暮らしの状況によって政策を柔軟に打ち出していくのが私たちの政治の姿だ」と訴えました。

公明 三浦参院議員

公明党の三浦信祐参議院議員は横浜市で「現役世代、青年世代が日本社会の未来の支え手であり、その課題を伺って、克服していくのが政治の役割だ。公明党が政権のど真ん中で生活実感を届け続けられれば、教育費の負担軽減が確実に進む」と訴えました。

共産 山添参院議員

共産党の山添拓参議院議員は東京 杉並区で「大学、短大などの学費を半額にしていく。現実性がない、夢物語みたいなものなのか。決してそうではない。お金を持っている人に負担を求めない政治が大問題だ」と訴えました。

維新 吉村大阪府知事

日本維新の会の常任役員を務める大阪府の吉村知事は兵庫県宝塚市で「大阪では改革で借金を減らし、財源を生み出して、将来の投資もどんどんやっている。身を切る改革を実行してきた。これを国でもやらせてほしい」と訴えました。

社民 吉川幹事長

社民党の吉川幹事長は大分県豊後大野市で「生活と憲法がかかった大変重要な戦いだ。消費税を上げ年金を切り下げる政治は、変えなければいけない」と訴えました。