生大臣の責任を」
枝野氏 不信任案検討

金融庁の審議会がまとめた報告書をめぐり、立憲民主党の枝野代表は、受け取らないとした麻生副総理兼金融担当大臣に対する不信任決議案などの提出を検討していることを明らかにしました。

立憲民主党の枝野代表は大阪市で記者団に対し「『年金2000万円報告書問題』に限らず、これまで、麻生大臣の関与や監督責任などが問われざるをえない問題が積み重なってきている。不信任決議案なり問責決議案なりを出す方向で党で調整してもらっている」と述べ、麻生副総理兼金融担当大臣に対する不信任決議案などの提出を検討していることを明らかにしました。

また枝野氏は京都市内で、安倍内閣に対する不信任決議案を提出するかどうかについては「衆議院の解散がなさそうだから提出すると思われるのはしゃくだ。参議院選挙に挑むわけだから、参議院で問責決議案を出すのが筋ではないか」と述べました。

一方、立憲民主党は大阪 吹田市の交番前で警察官が男に包丁で刺され拳銃を奪われた事件を受けて、吹田市に隣接する大阪 淀川区で予定していた枝野代表らの街頭演説を取りやめました。