護師や薬剤師にできる
こともっとあるはず」小泉氏

長時間労働が問題となっている医師の働き方改革に向けて、自民党の小泉進次郎厚生労働部会長は、看護師や薬剤師への業務の移管などについて議論を進める考えを示しました。

小泉厚生労働部会長は神奈川県横須賀市で講演し、医師の働き方改革をめぐって、「24時間どころではない働き方をしている医師もおり、どうにかしなければいけない。日本の医療は、医師は自分を犠牲にして働くのが当たり前という考え方で来たが、それで安心な医療が持続可能かが問われている」と指摘しました。

そのうえで「アメリカなどでは、予防接種は薬局でやるもので、病院には行かないが、日本では法律で医療行為は医師しかしてはいけないことになっている。看護師や薬剤師にできることがもっとあるはずだ」と述べ、看護師や薬剤師への業務の移管などについて議論を進める考えを示しました。