をいまさら
ではあるが」辻元氏

児童虐待を防ぐため、立憲民主党など野党6党派の国会対策委員長は、児童福祉司の増員などを明記した独自の法案を、今の国会に提出することを目指す方針を確認しました。

児童虐待を防ぐため、政府は、今の国会に親の体罰の禁止などを盛り込んだ、児童虐待防止法などの改正案を提出する方針です。

立憲民主党など野党6党派の国会対策委員長が会談し「親の体罰を禁止する規定だけでなく、児童虐待を防ぐ具体策も盛り込む必要がある」という認識で一致しました。

そして、虐待の相談や調査にあたる児童福祉司を増やすことを明記した、独自の改正案の提出を目指す方針を確認しました。

立憲民主党の辻元国会対策委員長は、記者団に対し、「今まで、政府・与党は深刻な児童虐待の問題に関心を示してこなかった。『何をいまさら』という気持ちもあるが、与野党の枠を超えて、取り組みたい」と述べました。