池知事が立候補すれば
全面協力は当たり前」二階氏

来年7月に任期満了を迎える東京都知事選挙をめぐって、自民党の二階幹事長は小池知事が立候補すれば全面的に協力する考えを示しました。

二階幹事長は4日午後、自民党本部で、東京都の小池知事と会談し、東京オリンピック・パラリンピックなどをめぐって意見を交わしました。

このあと、二階氏は記者会見で、来年7月に任期満了を迎える東京都知事選挙への対応について、「小池知事が立候補すれば、全面的に協力するのは当たり前だ。実績は、見て分かるのではないか」と述べました。

また、二階氏は「小池知事に勝てる自民党の候補者がいるのか。政治は厳しいもので、有名だから当選するだろうなどというのはダメだ。東京都連も含め党内で話し合うのは当然だが、都民や国民の声を聞きながら、政治を進めなければならない」と指摘しました。

自民党東京都連は、都議会で小池知事と、旧築地市場の再開発などをめぐって対立していて、二階氏の発言には反発が出ることも予想されます。