ぜ憲法審査会で
やらないのか」公明 北側氏

憲法改正をめぐって、公明党の北側 憲法調査会長は、自民党が国会の憲法審査会に「自衛隊の明記」など4項目の改正案を提示することに理解を示しました。

憲法改正をめぐって、自民党は今の国会で憲法審査会に「自衛隊の明記」など4項目の党の改正案を提示することを目指しています。

これについて、公明党の北側 憲法調査会長は、民放のテレビ番組の収録で、「自民党は『一生懸命取りまとめたから、憲法審査会で発言させてもらいたい』と言っているので、それはしてもらっていいのではないか」と述べ、理解を示しました。

そのうえで、「それぞれの政党の立場から、どんどん批判すればいい。どこに問題があるのか浮き彫りになってくる。なぜ憲法審査会でやらないのか」と述べました。

一方、公明党内には、憲法改正に慎重な意見も根強くあるほか、野党側の反発で、憲法審査会開催のめども立っていないことから、自民党が来月10日までの会期内に改正案を提示するのは難しいという見方も出ています。