花粉症対策の超党派議連“政府の花粉症対策 着実に実行を”

花粉症対策を進めるため、超党派の議員連盟は、30年後には花粉の発生量の半減を目指すなどとした政府の新たな対策を着実に実行するよう松野官房長官に求めました。

政府は、花粉症対策の関係閣僚会議で、10年後にスギの人工林を2割程度減少させるなどしたうえで、30年後には花粉の発生量の半減を目指すとする新たな対策を決定しています。

こうした中、花粉症対策を議論している超党派の議員連盟の幹部が、6月5日、国会内で松野官房長官と面会し、新たな対策の着実な実行を求める提言を手渡しました。

これに対し、松野官房長官は「しっかり『骨太の方針』に書き込む」と応じたということです。

議員連盟の会長を務める自民党の山口衆議院議院運営委員長は「概算要求の時期にも再度、政府に要望し、しっかり予算案にも反映させていきたい」と述べました。