マイナポイント カード申請期限延長 運転免許証並み普及を

マイナンバーカードを作ることなどで、最大2万円分のポイントがつく「マイナポイント第2弾」で、カードの申請期限が年末まで延長されます。寺田総務大臣は、20日、カードの取得人数を、年末までに運転免許証並みのおよそ8000万人まで増やしたいと述べました。

「マイナポイント第2弾」は、マイナンバーカードの取得や、健康保険証としての登録、公金受取口座の登録により、最大2万円分のポイントが付与される制度です。

ポイントの申請に必要なカードの申請期限は今月末でしたが、総務省は、普及を促すため、申請期限を3か月延長し、年末までとすることを決めました。

一方、ポイントの申請は来年2月末までと変わりません。

総務省によりますと、今月15日時点で、カードの交付枚数は6063万枚余り、交付率は48%です。

寺田総務大臣は、閣議のあとの記者会見で「現在、写真付きの証明証でいちばん普及しているのは運転免許証で、およそ8100万人強の国民が持っている。年内にこの数字を達成することができればと考えている」と述べ、年内に、カードの取得人数を運転免許証並みのおよそ8000万人まで増やしたい考えを示しました。