移住者に就職1年目30万円 2年目商品券20万円 北海道八雲町

北海道の八雲町は、働き手を確保するため町に移住して正社員として働く人などを対象に、就職して最初の年は30万円、2年目は町内で使用できる20万円分の商品券を支給する取り組みを始めました。

八雲町は人口減少に歯止めがかからず基幹産業の農業などの担い手の確保が課題となっています。

こうした中、町は、今年度から町に移住して働く人などを対象に、就職して最初の年は30万円、2年目は町内で使用できる20万円分の商品券を支給する取り組みを始めました。

町は支給の条件として町外から移住してきたり、学校を卒業してまもない50歳未満で、先月1日以降に町内の事業所に正社員として採用され、転勤の見込みがないことなどとしています。

町は今年度の当初予算に3000万円の経費を計上しています。
八雲町商工観光労政課は「町外から人を呼び込み、産業の担い手や労働人口の減少を抑えたい」と話しています。