マイナンバーカードポイント
9月末までの申請を対象

マイナンバーカードの普及に向け、最大で2万円分のポイントが付与される制度について、金子総務大臣は、ことし9月末までにカードを申請した人を対象にすることを明らかにしました。

マイナンバーカードの普及を図るため、政府はカードを取得すると最大5000円分、健康保険証として登録すると7500円分、国から給付金を受け取るための「公金受取口座」を登録すると、7500円分のポイントを付与する制度を創設しました。

これについて金子総務大臣は閣議の後、記者団に対し、ポイントを付与する対象を、ことし9月末までにカードを申請した人とすることを明らかにしました。

また、健康保険証や「公金受取口座」に登録した場合のポイント申請は、ことし6月ごろから開始し、期限は今月1日から始まっているカードを取得した際の申請も含め、来年2月末とするということです。

金子大臣は「マイナンバーカードはデジタル社会の基盤となるツールであり、令和4年度末までにほぼ全国民に行き渡ることを目指して、カードの普及を強力に後押ししたい」と述べました。