衆議院新議長に自民 細田氏
新副議長に立民 海江田氏へ

10日に召集される特別国会で、衆議院の新しい議長に、自民党の細田博之元幹事長が、新しい副議長に立憲民主党の海江田万里元経済産業大臣がそれぞれ選出される見通しとなりました。

衆議院選挙を受けて、総理大臣指名選挙などを行う特別国会が10日に召集され、召集日の午後には、衆議院本会議で新たな議長と副議長が選出されます。

これを前に、8日に開かれた衆議院の各会派の代表者による協議会で、与党第一党の自民党が、議長に細田博之元幹事長を、野党第一党の立憲民主党が、副議長に海江田万里元経済産業大臣をそれぞれ推しました。

これに対し、ほかの会派から異論は出されず、10日の衆議院本会議で、細田氏と海江田氏が議長と副議長にそれぞれ選出される見通しとなりました。

細田氏は、島根1区選出の当選11回で、77歳。

官房長官や自民党の幹事長などを歴任し、党内最大派閥・細田派の会長も務めてきました。

一方、海江田氏は、比例代表東京ブロック選出の当選8回で、72歳。

経済産業大臣や旧民主党の代表などを歴任しています。