核兵器禁止条約の会議へ
参加するよう求める

岸田総理大臣は、広島市の松井市長と面会し、松井市長は「核兵器のない世界」の実現に向け、核兵器禁止条約の締約国会議にオブザーバーとして参加するよう求めました。

岸田総理大臣は8日夜、総理大臣官邸で、みずからの地元・広島市の松井市長と面会しました。

この中で、松井市長は岸田総理大臣が掲げる「核兵器のない世界」の実現に向け、核兵器禁止条約の締約国会議にオブザーバーとして参加するよう求めました。

また面会では、いわゆる「黒い雨」をめぐる裁判の原告以外の人たちへの対応についても意見が交わされたということです。

このあと松井市長は記者団に対し、「『被爆国としての対応をしっかりお願いします』と伝えたら、うなずいていた。やっていただけるのではないか」と述べました。