石破派 伊藤達也元金融相が
退会 所属は17人に

自民党石破派は、伊藤達也元金融担当大臣が派閥を退会し、所属する議員が17人になりました。

自民党石破派は、去年、石破元幹事長が総裁選挙で敗れた責任をとって会長を辞任し、鴨下元環境大臣ら4人の世話人を中心に派閥を運営しています。

こうした中、18日に開かれた派閥の会合で、伊藤達也元金融担当大臣が、17日付けで派閥に退会届を提出したことが報告されました。

石破派では、先月にも、参議院議員の中西哲外務政務官が派閥を退会していて、所属する議員は、休会している山本元農林水産大臣を含めて17人になりました。

自民党総裁選挙への立候補には20人の推薦人が必要ですが、石破派は、相次ぐ所属議員の退会により総裁候補の擁立がより難しい状況になっています。