神奈川県 1日6万円協力金
財源の補正予算案を提出

8日午後1時から開かれた神奈川県議会で黒岩知事は「新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大が止まらず、医療提供体制がひっ迫し、大変厳しい状況が続いている。県民の命と暮らしを守るために全力を尽くしたい」と述べました。

県は7日、対策本部会議を開いて、1月12日から2月7日までの間、県内全域の飲食店やカラオケ店など3万3000店余りに対して、営業時間を午後8時までに短縮し、酒類の提供は午後7時までとするよう要請することを決めました。

要請に応じた場合、1店舗当たり1日6万円の協力金を支給するとしていて、8日の県議会には財源として543億円余りを計上した補正予算案が提出されました。

県によりますと、すべて国からの交付金で賄うということです。

協力金は営業時間の短縮要請の期間が終わったあと、各事業者からの申請を受け付けるということで、補正予算案はこの後、可決される見通しです。