3と小6 8400人に
タブレット配付 大分市

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、学校の臨時休校を続けている大分市では、子どもたちの自宅での学習を助けるため、7日、中学校3年生にタブレット端末が配られました。

大分市は、学校の臨時休校で家庭での学習を続けている子どもたちを手助けするため、市立の小中学校の中学3年生と小学6年生合わせて8400人余りを対象にタブレットを貸し出すことにしました。

7日は中学3年生にタブレット端末が配られ、上野ヶ丘中学校では3年生160人余りがおよそ1か月ぶりに登校し、教室で端末を受け取っていました。

休校の期間中、端末には毎日、先生からメッセージが届くことになっているほか、子どもたちが端末を使って問題を解き、学校にいる先生が学習の進み具合を確認することができるようになっています。

端末を受け取った生徒たちは早速使い方の説明を受け、持ち帰っていました。

大分市では、今月11日には小学6年生にもタブレット端末が配られることになっています。

女子生徒は「学校がないと勉強時間が設けられないので、こういうことをしてくれるとうれしいです。頑張って勉強時間を増やそうと思う」と話していました。