血減少 衆議院で
国会議員らが献血

新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響で、献血を行う人が減る中、国会で議員らが献血を行いました。

東京都赤十字血液センターによりますと、外出自粛の影響で、大学や企業などで行う大規模な献血会が相次いで中止され、献血を行う人の数は例年の8割程度にとどまっているということです。

こうした中、国会で献血会が行われ、衆議院の中庭に駐車した専用のバス3台を議員や職員らが訪れて、献血を行いました。衆議院では毎年、献血会が開かれていますが、今回は感染予防策として、受け付けに並ぶ際の間隔を広げ、医師による問診をバスの外で行うなどの対応がとられました。

みずからも献血をした、衆議院の高木議院運営委員長は「民間企業などでの献血の実施が難しい状況だと聞いており、1人でも多くの議員や職員に協力してほしい」と話していました。