今が旬♪愛知のいちごスイ～ツ❤【石井智也アナのグルメ紀行】

旬のいちごをたっぷり堪能できると聞いてまず向かったのが、
名古屋駅から徒歩15分ほど、眺めのよいホテルの31階！

ここで期間限定で開かれているのは、多彩ないちごスイーツを存分に楽しめるビュッフェ！！

ケーキやパンナコッタ、ブラウニーなどのスイーツが15種類以上。目移りしちゃいます。

ここで使われているほとんどが「愛知県産のいちご」。テンションが上がってきます⤴。

私がチョイスしたのは、5月までの期間中、毎月22日だけ提供される“ロングショートケーキ”。

愛知県産の『章姫』と『愛きらり』がふんだんに使われています❤
石井「おいしい！クリームといちごの酸味が絶妙！果肉もすごくジューシー！幸せです」
製菓責任者の小池朝子さんは、
「愛知県では、非常に多くの品種が作られいるので、糖度の高さだけでなく、
　果肉の硬さや酸味のバランスなどから幅広く素材を選ぶことができるんです」とのこと。

愛知県は最新の統計で全国4位の出荷量を誇る、有数の『いちご県』。
冬場の日照量が多いので、厳冬期も糖度が高くおいしいいちごを作ることができるそう。
県内一帯で作られていますが、とっておきのいちごを栽培している農家を訪ねることに。

栽培歴が40年を超える、あまイチゴ組合組合長の中野基樹さんです。
中野さんは、愛知で生まれた2つの品種を育てていました。

中野「これが『ゆめのか』という品種です」
明るい紅色で光沢がある、2007年に誕生した『ゆめのか』。
県内のJAの取り扱いでは、およそ2割がこの品種です。

石井「やわらかくてジューシー！果汁がジュワッと出てきます」
中野「そのままでも、スイーツに使っても、おいしい。多くの人に愛されている品種ですね」

中野さんが栽培しているもうひとつのいちご。それが『愛きらり』です。

去年販売が始まったばかりの新しいブランドで、完成までに5年も要したそうです。
きらりと光るツヤが特徴で、高級感のある濃い赤色をしています。

石井「おいしい！歯ごたえがある！いちごを食べたって感じがすごくしますね」
中野「今シーズン初めて販売できるほど育てました。いずれ『ゆめのか』を超える品種になればと思ってます」

さらに！とんでもないいちごがあると聞いてお邪魔したのは、JAあいち三河本店。

この日は、いちごの色や形、糖度などを審査する品評会が開かれていました。

部屋の一角に気になるコーナーが…なんと！規格外に育った巨大いちごのグランプリ！
この時期に、生育がよいとチョイチョイできるという、とってもレアないちごがズラリ。

この日、見事グランプリに輝いたのは、重さ141グラム！
一般的ないちご1粒のおよそ7倍です。

この巨大いちごを活かしたインパクト絶大な和菓子があると聞き、こちらの店へ。

店主「『でかほっぺ』を使った『でらでかいちご大福』です」

石井「うわぁ、衝撃的…巨大すぎて…包めないところがけっこうありますよ」
店主「たいてい、包めないですね」

通常のサイズと比べてみると、このとおり。ことばを失ってしまいますが、、、実食！

石井「一口だといちごだけしか味わえないですけど…いちご、おいしいです。大味なのかなって思ってましたけど、甘い。大福といちごの組み合わせ、最高です」

店主「みなさん、あんことの相性もいいのでペロリと食べますね。『食べられるかなと思ったけど一人で食べちゃった』っていう人多いですね」

愛知はいちごの栽培が盛んだからこそ、ここでしか味わえないいちごスイーツがいっぱい！
いろんな品種とのマリアージュを皆さんも見つけてみてはいかがでしょうか？？