豊川のブランドみかん【あかね夕焼け姫】木村アナのグルメ紀行

2023年11月17日

みかんがおいしい季節になりました！そこで、愛知県豊川市に、糖度が１２度を超えるとっても甘～いみかんがあると聞き、早速現地へ！見た目が美しく、驚くほど甘い。そんなみかんに魅せられて、とっておきのレシピを考えた皆さんにも出会えました。（アナウンサー：木村穂乃）

豊川には、知る人ぞ知る“特別なみかん”があります。
その名も「あかね夕焼け姫」。
赤みを帯びた皮の色と糖度の高さが特徴です。

食べてみると…とっても濃厚！
コクの深さが、みかんの味わいをより高めています。
酸味のキレや香りも程よく、なにより、甘い！！

甘さを引き出すために、栽培では樹の下に専用のシートを敷き詰めています。ひと手間かけて水分を抑えることで、糖度12度超えを実現しているそう。
私が食べたみかんは糖度14度で、メロンに匹敵する甘さでした。

豊川市では、「夕焼け姫」の試食・販売イベントが開かれます。
日時：　11月２５日（土）　午前９時から
場所：　ＪＡひまわりグリーンセンター豊川

あかね夕焼け姫のお味が気になる方、ぜひ行ってみてください。

おいしい「あかね夕焼け姫」の見た目の美しさと味わい深さにすっかり惚れ込んだ私。
その魅力を堪能できるものをつくってもらおうと、愛知県立農業大学校を訪れました。

実はこの学校の果樹専攻の皆さん、今年愛媛県で開催された「世界マーマレードアワード」で入賞を果たしたんです。
それも、夕焼け姫を材料につかった『夕焼けマーマレード』で！
全国に、世界に、「夕焼け姫」の魅力を届けたいと頑張る彼らに、とっておきのレシピを教わりました。

まず材料は…

・夕焼け姫３kg
・みかん　３kg
・ゆず１kg
・砂糖（上白糖）約3000ｇ（果実正味量の50％）
・ペクチン約20ｇ（果実正味量の0.35％）
・レモン　お好みで

そして調理の手順です！

①果物を水で洗う
②みかんの皮をむき、果汁を抽出する。
③皮を刻む。長さを3ｃｍ程度に揃えると綺麗な仕上がりになる。
④ゆずは半分に切った後、絞り器で絞って果汁を抽出する。
④③のみかんの皮を鍋に加える。
　砂糖を３分の１量入れてなじませる。なじんだら、②の果汁を入れる。
⑥１０分間ほどアクを取りながら煮る。
⑦砂糖をさらに３分の１量加えて煮る。ある程度煮詰まったら、残りの砂糖を加え、
　ゆるくならない程度にゆず果汁も加える（先にゆず果汁を加えてもOK）。
⑧ペクチンを加えて、とろみがつくまでよく煮る。