気合は十分でしたが、野球のマウンドで投げるのはもちろん人生で初めてです。
それでも、こんなユニフォームまで作っていただいて、もうやるしかありません。全力で！

本番前キャッチボールをしてくださったのは、背番号５番、赤羽由紘（あかはね・よしひろ）選手。
ことし４月から新加入、県内出身で１８歳、期待の選手です。セールスポイントは、「全力」！
うまくできるかなと不安になっていた私に、「大丈夫です！」とボールの持ち方を教えてくれました。
今後も応援しています！試合前の大切なお時間をありがとうございました！
そして、あっという間に本番。
高校時代ソフトボール部で鍛えてきたのはこの日のためだったのかと考えながら、マイグローブとともにピッチャーマウンドに向かいます。

目指すは、キャッチャーミットへ、ノーバウンドの送球です！
ミットまでの距離は、約１８メートル。キャッチボールの段階でも数回しか届きませんでした。
コースを狙いながら投げるなんて…想像できません。
さて、届くか、届かないか…届け！！

ミットに、届け～！！！

うーん、残念！あともう少しのところ、キャッチャーの手前で落ちてしまいました。

それでも、ナイスボール！とお声をかけていただきました。うれしかったです。
この日は、福井ミラクルエレファンツとの試合。両チームとも、頑張ってください！

選手の皆さんとハイタッチ！試合前の皆さんの熱気と迫力には、圧倒されるばかりでした。
ボールを的に当てるコンテストや、スコア当てクイズといったイベントもあり、マウンドは大いに盛り上がっていました。私も小さなころ、男の子に交じってよく草野球をしたなと思い出し、懐かしかったです。この日選手と触れ合って野球選手になりたいと思ったお子さんも、多かったのではないでしょうか。

最後に、松本市出身、プロ入り後は巨人、オリックス、中日でチームを支え、引退後は昨年まで楽天でコーチを務められた、柳澤裕一（やなぎさわ・ゆういち）新監督にサインをしていただきました。
監督、貴重な経験だけでなくサインまで、ありがとうございます！また、応援しに行きますね。
皆さんたくましく、礼儀正しく、そして格好よかったです。
グランセローズの皆さんは、野球はもちろん、交通安全運動や地域の学校での野球教室など、地域貢献の活動にも力を入れていらっしゃいます。
結果が重んじられる厳しい世界。それでもコツコツと努力を続け、試合で活躍し、ふだんから人を思いやる姿には、ただただ頭が下がります。今回私も間近に選手を見ることができて、「近くに、こんなに頑張っている人がいるんだ」と勇気をもらいました。

そこには、１つのことに真剣に、全力で取り組む姿、そして全力で応援する人々の姿がありました。
あしたも頑張ろう、そんな気持ちにさせてくれる場所です。頑張れ、信濃グランセローズ！
これからも、応援しています！！