宮崎県議会議員選挙当選者女性が躍進県民の期待は？

県議会議員選挙は４月９日、１１の選挙区で投票が行われ、無投票だった選挙区の当選者も含めて３９人の新たな議員が決まりました。今の定員になってからの県議会議員選挙としては、最も多い１１の選挙区で選挙戦となったものの投票率は前回に次いで、過去２番目に低い投票率となりました。

宮崎市は女性が１位・２位当選　

今回の県議選、女性候補の躍進が目立ちました。宮崎市選挙区では、女性が１位と２位の得票で当選。この選挙区で女性がトップ当選だったのは初めてです。さらに延岡市も女性が１位で当選しています。

子どもや女性の味方でいてくれるのではないかと感じる。女性議員が全然いない時代に比べたら増えてきているし、女性が政治に関われるんだと思えるのでいいと思います。九州は亭主関白というか、男性が強い地域なので、選ばれた人たちにはそういうところを緩和していってほしい。

男性が進める子育て政策は当事者意識が足りない気がするので、女性の意見が出てくることで説得力が増すのではないか。

これまでは男性が多かったので、育児とかいろいろな面の政策が増えていけばいい。議員の数は男女半々が望ましいとは思うが、すぐには難しいと思うので少しずつ増えていくといいと思います。

社会の仕組みとして、男性・女性にやりやすいことやりにくいことがたくさんある。いろんな視点・考えを議会に持ち込んでいただいて、宮崎県の県政が硬直化しないように、いろんな人が宮崎で生活していいねと言っていただけるように、活躍していただければ。

「都道府県版ジェンダーギャップ指数」として先日、公表された男女平等の進み具合で、宮崎県は「政治分野」が47都道府県で最下位。（詳しい記事はこちら↓↓）でしたが、女性ならではの視点が県民からの支持や期待を集めたということだと思います。