熊本城周辺 加藤神社 二の丸公園 歩いてみました
- 2023年06月14日
熊本城の天守閣とあわせて訪れたいスポットといえば、「加藤神社」と「二の丸公園」ではないでしょうか。
熊本地震から7年、加藤神社と二の丸公園はいまどんな様子なのでしょうか。
加藤神社へ
熊本城に入園し天守閣にのぼっておりた後、加藤神社に向かいました。天守閣から遠のいていきますが、遠くから見ても、天守閣はいつでも美しいですね。
また別の方向に、金峰山が見えてきました。小学校時代に学校行事で行った思い出がよみがえりました。金峰山の下には、先ほど歩いた空中回廊も見えます。
やがてお濠が見えてきましたが、周囲の芝生と水面がとてもきれいです。
加藤神社に到着
加藤神社入口から見る熊本城もまた、さわやかな緑に囲まれ、素敵です。
加藤神社の中に入ると、手水舎の奥、のぼり付近にお客さんが集まっている様子が見えます。
それもそのはず。のぼり付近に近づくと「熊本城 近望の名所」との立札がありました。
確かに、ここからは、天守閣がとてもよく見えます。本当にほれぼれします。
よく目を凝らすと、石垣付近で作業をしている人の姿が見えました。写真中央の青い服の人です。第2弾の記事の中の写真にもあった通り、まだまだ石垣が崩れたままのところなどあるので、復旧作業が続いています。きれいな景観はこうした方々のお仕事によって支えられていることを実感しました。
境内に目を向けると、広々として気持ちがよく、大きな木の緑がきれいです。
「がまだせ熊本」と書かれたくまモンのだるま。見ているだけで元気が出てきます。
そしてこちらは熊本城が描かれた自動販売機です。第1弾の記事でご紹介した城彩苑の自動販売機とはまた違うデザインですね。こちらは夜の熊本城です。
二の丸公園へ
鳥居を出て、今度は二の丸公園に向かいます。
二の丸公園に到着
二の丸公園に到着しました。
ここでは、石垣の復旧作業について説明・展示がされていました。
こちらは、それぞれの石にピンクで印が書かれていました。奥には街の景色が見えます。
この並木道を見ると、二の丸公園に来たな、と思います。木々の新緑が、とてもきれいです。
二の丸公園の芝生に入ります。私は赤ちゃんのころに、この芝生で歩く練習をして、歩けるようになったので、個人的に、特別な思い入れがあります。熊本市で生まれ育った方などは、子どものころに遊んだ方も多いのではないでしょうか。
そして二の丸公園といえばこの大樹。見ているだけで、包み込んでくれるような安心感があります。
そして、二の丸公園から見る天守閣もまた素敵です。
天守閣向かって左手のほうに行くと、崩れた石垣の様子も見えます。
公園入口から撮った様子です。写真左手の時計は「二の丸公園といえば」というものの一つです。高校生のころに、部活の仲間と来たピクニック…など見ていると色々な思い出が蘇ります。
二の丸公園を後にする前に、名残惜しいのでもう一枚。
「お休み処」に立ち寄ってみると…
二の丸公園の駐車場に面したところに「お休み処」があります。
「お休み処」の隣では、「復興城主」の受付を行っていました。
「お休み処」の中に入ってみます。
「お休み処」の名の通り、椅子に座ってくつろげるスペースがあるほか、お土産も買えます。
展示やテレビ画面での映像も楽しめます。
レジ横には「ヒノ国熊本城」のポスターが。熊本県出身の漫画家、尾田栄一郎さんが手がける人気作品「ONE PIECE」のキャラクター「麦わらの一味」と熊本城が描かれています。熊本空港新ターミナルビルにもいました(熊本空港行ってみた記事)彼らが、ここでも存在感を発揮しています。
NHK熊本放送局へと戻る道中、目にした光景です。写真中央にある通り、崩れた石垣が見えました。
今回、第2弾の記事でご紹介した天守閣付近だけでなく、第1弾の記事でご紹介した城彩苑、そしてこの記事でご紹介した加藤神社と二の丸公園も含め熊本城付近をじっくりと歩いてみました。
久しぶりに歩いてみると、様々な側面から熊本城の今の姿を見ることができ、幼いころから何度も訪れている場所でありながら発見や気づきもありました。
復興に向けて、「応援したい」という気持ちもますます高まりました。
熊本の皆さんの心のシンボル熊本城。城彩苑、加藤神社、二の丸公園など周辺の施設も含めて、これからもずっと愛し続けたいと思います。
皆さんも機会があれば、熊本城周辺を歩いて、ご自身の目で、今の姿をぜひ確かめてみてください。