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鉄道界でもヒーロー!アンパンマン列車の歴史

利用者100万人を突破したアンパンマン列車の歴史を振り返ります
  • 2023年06月16日

22年あまり前にデビューしたアンパンマン列車が利用者100万人を突破!
6月14日(水)18:10放送「こうちいちばん」で、記念式典の様子とアンパンマン列車の歴史を紹介しました。

現在、NHKプラスで見逃し配信中!
下の画像から再生できます。

利用者100万人
アンパンマンは鉄道でもヒーロー

「アンパンマンは、鉄道事業が直面する厳しい状況の中で、まさにヒーローになってくれました」
(JR四国 西牧世博社長)

高知県出身の漫画家やなせたかしさんの代表作「アンパンマン」をあしらったJR四国のアンパンマン列車が、デビューから22年8か月で利用者100万人に到達!
6月14日に高知駅で記念式典が行われました。

アンパンマン列車は、四国の観光を活性化しようと土讃線で2000年に運行を始めました。現在は四国全土の5つの路線と、トロッコ列車で運行されています。

アンパンマンの魅力を盛り込もうと列車はモデルチェンジを繰り返し、2006年からはトロッコ列車も投入され、多くのファンがいます。

進化し続けてきたアンパンマン列車

アンパンマン列車がデビューしたのは2000年10月。
土讃線の特急列車「南風」にアンパンマンが描かれ、岡山県と高知県の間を1日2往復していました。

その後、土讃線、予讃線に続き、高徳線、徳島線にも拡大。

アンパンマン列車が四国全土を駆け巡るようになり、座席のアンパンマンとばいきんまんが、旅をさらに楽しませてくれました。

さらに新たな仲間、アンパンマンのトロッコ列車や「アンパンマンシート」も登場。

そして、デビュー10周年。
アンパンマンの生みの親のやなせたかしさんもお祝いに駆けつけました。

列車も全面リニューアル。
57種類のキャラクターが登場し、まさにアンパンマンづくし!!

トロッコ列車もデザインを一新し、アンパンマンと一緒に記念撮影が可能になりました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、アンパンマン列車の利用者も減少。
この苦境を乗り越えた背景にも、やはりヒーローの存在がありました。

鮮やかな赤色の車両をベースに、キャラクター満載の新車両を導入。
座席にいるアンパンマンの仲間たちと、旅をもっと楽しんでほしいという思いを込めました。

そして利用者は100万人を達成。
これからも四国の魅力を伝えるヒーローであってほしいと期待されています。

実際に走るアンパンマン列車の貴重な過去の映像は、見逃し配信でぜひ、ご覧ください!


 

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